六本木キャバクラ・ファブリックラウンジ|脱税、一見ネガティブな話題だが、実は“勢いの証拠”だった

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都内などでキャバクラを運営する会社が架空の経費を計上するなどして、東京国税局からおよそ5億円の所得隠しを指摘されていたこ…

脱税で話題になるのも「注目される人気店」の宿命

世の中には、ニュースにならないお店の方が圧倒的に多い。でも、ファブリックはちがう。税金の話題ひとつで、全国ネット。名前を知らなかった人まで「六本木のファブリック?」と検索する。

ある意味、広告費ゼロのPRだ。

もちろん内容は良いニュースではないけれど、注目されるってそういうこと。人気がなければ叩かれもしない。六本木で話題になるというのは、それだけお金も人も動いている証拠。誰かが失敗しても、街の温度は下がらない。むしろ「やっぱり六本木、景気あるね」と感じさせる。それがこの街の特徴であり、強さでもある。

ファブリックのニュースで分かった、六本木が止まらない理由

ファブリックのニュースで分かった、六本木が止まらない理由

普通なら「脱税」と聞くとイメージは悪い。

でも六本木では、そこにすら「パワー」を感じる。経済が止まっている場所では、指摘されるほどのお金も生まれない。つまり、それだけ金が動いていたということ。お金が動く街は、人もチャンスも回り続ける。

ファブリックのニュースが広まっても、六本木の夜は静まらない。むしろ、みんなが「あそこ、そんなに稼げるの?」と興味を持つ。景気の良さは、きれいごとでは測れない。夜の街は常に「欲望の熱気」でできていると言ったら言い過ぎだろうか。ニュースでさえ、その熱の一部。六本木は、止まることを知らない街であることは間違いない。

六本木で磨かれ、銀座で花開く女性

六本木で磨かれ、銀座で花開く女性

実際に、六本木で経験を積んでから銀座へ移る女性は多い。以前、筆者が担当した女性もその一人だ。某有名キャバで経験を重ね、銀座の某有名クラブへ移籍。以後3年間、毎月の給料はおよそ200万円をキープしている。彼女が口にしたのは「運が良かったかもしれない」という言葉だった。そんなはずはない!魅力と人気と実力!たとえばファブリックであれば客層は富裕層が多く、華やかさも桁が違う。ブランドや投資、海外の話題が飛び交う環境で自然と対応力が磨かれることもあるだろう。つまり六本木は、「稼ぎながら鍛えることもできる」。つまりなにかと優秀だということ。ニュースからでは決して見えない魅力が六本木には確かにある。はずw

お金の流れが大きい場所は、やっぱり人の流れも多い

六本木は、稼ぐスピードも、動くスピードも早い。お金が動く分だけ、人の入れ替わりも激しい。ファブリックのような人気店は、はたしてどうだろうか?盛り上がる時は一気に華やかで、沈む時も一瞬と言われがちな水商売だがファブリックは一味違うと感じる。

毎日の面接は実に多いことは確かだ。

しかし、採用する女性の人数は正直限られている。当然誰かが消えていくのが常だ。つまり昨日まで新人だった子が、翌月には一番の売れっ子になっていることもある。だから六本木では、立ち止まらない女性が圧倒的に強い。流れの速さは、プレッシャーではなくリズム。踊るように働ける人が、この街では長く残る。

税金よりインパクト。話題を呼ぶのも六本木ならでは

どんなニュースでも、結局みんなが気にするのは「おもしろいかどうか」。六本木ではそれがすべて。ファブリックの話題も、堅い税金の話というより、「そんなに動いてたの?」という驚きで持ちきりだった。数字の大きさより、人のリアクションの方が速い。SNSで拡散されても、翌日にはもう次の話題に移る。たとえば炎上もバズも、ぜんぶショーの一部だ。悪目立ちより存在感、それが六本木の流儀と言えるのではないだろうか。誰も「完璧な店」があるなんて思ってもいない。むしろ少し騒がしいくらいが、ノリを求める人たちからしてみればちょうどいい。だってこの街は、静かなものより派手なものが似合うから。

ニュースになっても動じない。六本木で活動するならそれも本望

六本木で長く働いている人たちは、決して動揺なんかしない。ニュースが出た日も、お店はいつも通り。大事なのは、「どう見られたか」より「次にどう動くか」。そういう感覚が当たり前になっている。だから誰も止まらない。切り替えが早いというのもあるが、あらゆるイベントに慣れているだけ。お金も人間関係も、この街では一瞬で変化する。それをわかっている人だけが、長く残る。六本木独特の「したたかさ」は、結局そこにある。

静かに次の手を打てるフィクサーが、この街の本当の勝ち組だ。これは、六本木ならではのエリア性と言えそうだ。六本木の特色がすべてを物語っている。なぜ、これほどまでに、日本各地から、最新の美女が集まるのかが、この理由だ。つまりだ、六本木は、今をときめかしているアホどもがハマる闇バイトよりも、断然魅力があるエリアというわけだ。

なぜか、金も人も集まってくる街。それが六本木

六本木には、どこか「引力」がある。いや「重力」か。気づけば代表的な高層ビルが立ち並び、気づけば話題の各種高級飲食店が集まってくる。街全体が「動いている」。仕事帰りにふらっと六本木を歩けば、どこからかミュージックが流れていないだろうか。高層ビルの光と夜のざわめきが、なぜか人の気持ちを軽くするのは気のせいか。

羽を伸ばせる感じ、解放される感じ。それが六本木の空気だ。堂々と24時間営業のドンキがあるのも、なんだか安心する。最近は外国人観光客も落ち着いた印象で、セキュリティに立つ、ガタイのいい外国人たちが「安心感」をくれる。そんな街って、他にあるだろうか。気づけば金も人も自然と集まってくる。六本木は、そういう「街」だ。

ニュースになっても揺るがない、六本木ブランドの構造

六本木という地名には、不思議な「耐久力」を感じないだろうか。炎上しようが、スキャンダルが出ようが、誰も離れない。むしろニュースが出れば、「さすが六本木、やっぱり景気あるな」と言う者もいるだろう。この街では、悪い話題すら宣伝になるのだ。ファブリックのニュースもその一例かもしれない。

実際、名前が出ただけで、存在感がさらに強まった。普通の街ならダメージになるところが、六本木では逆に「話題性」として循環する。人もお金も流動的だから、一つの事件で終わらない。誰かが去っても、すぐに次が来る。結果、ブランドは揺るがないどころか、むしろ高められていく。六本木のブランド力は、「どんな出来事も飲み込むそのスピード感」に支えられているのかもしれない。

結局、みんな六本木を離れられないw

どんなに騒がれても、結局この街に戻ってくる人が多いのは事実だと感じる。

働く場所を変えても、遊ぶ場所を変えても、最後は六本木に立ち寄る。理由は単純だ。便利で、刺激があって、人が集まる。昼はビジネス、夜はエンタメ。しかも六本木が好き。どんな層にも居場所がある。働く人にとっては、チャンスが多く、挑戦の場にもなる。失敗してもやり直せる。六本木は、厳しく見えて実は寛容な街なのだ。

どんなニュースが出ても、街の灯りは消えない。誰かが辞めても、また新しい誰かが入ってくる。そうやってずっと回り続けている。だからこそ、気づけばまたここに戻ってくる。六本木は、離れるほどにわかる。「最近六本木行ってないな」。気づけば六本木に向かっている。少なくとも筆者はそうだ。

六本木のその他の高級キャバクラ・タイプ別リスト

ここでは、六本木のキャバのタイプを説明しよう!

六本木の夜は、ひとつの店で語り尽くせるものではない。ファブリックのように話題を集める大型店がある一方で、街全体にはさまざまなタイプの高級キャバクラやラウンジが並んでいる。ここでは、特徴ごとに代表的なスタイルを紹介しよう。

なお客層は、包み隠さず行ってしまえば、不良傾向のお客もまじっていることは確かだ。しかし、とにかくそういう客は金を持っている。しかも全力で優しい。しかも女性に弱い。つまりなぜか紳士だ。女性が働きやすいと言うのがわかる気がする。

① 大箱タイプ(在籍数70~名クラス)
これが六本木を象徴する業態だ。エントランスから豪華で、照明・音楽・内装すべてが非日常。客層は若手経営者や芸能関係者が中心で、席数も多いため来店チャンスが多い。フロア全体が華やかに動き、街の熱を感じられる。

② 会員制・紹介制のラウンジタイプ
看板を出さず、厳密に言えば看板はあるww ただ紹介がないと入れないスタイルを取っている。がしかし、紹介じゃなくても入れる。接客は静かで上品な方針。1セットあたりの単価も高く、店内は豪華だ。

③ SNS発信型・新進ブランドタイプ
近年増えているのが、SNSを活用したブランディング重視の店舗。内装をトレンド風に仕上げ、在籍キャストがインフルエンサー的に発信を行う。六本木の若手経営者層や外資系ビジネスマンが顧客の中心。

④ 外資系・ハイブリッドタイプ
外国人観光客や外資系企業の社員をターゲットにした店舗も増えている。英語対応のスタッフが多く、ワインやカクテルを中心に提供するなど、クラブとバーの中間的な雰囲気。多国籍で、会話が英語と日本語の両方で飛び交う。

⑤ 老舗・伝統型のクラブタイプ
六本木でも20年以上続く店舗は夜の歴史そのもの。黒服やホステスの教育も徹底されており、接客の質が高く、銀座に来るような富裕層が多い。顧客との関係性を大切にし、信頼を積み上げてきた店が多い。根強い固定客が支えている。

こうして見ると、六本木という街は華やかさだけでは語れない。

締め

ニュースの中で見える六本木は、きらびやかで、どこか騒がしい。けれど実際の六本木は、もっとしたたかで現実的だ。お金が動き、人が動き、話題も次々に生まれる。騒ぎも含めてすべてがこの街のエネルギー。ファブリックのように名が出る店は、その象徴にすぎない。